ガラパゴスの微振動 レビュー

AR×謎解き の「ガラパゴスの微振動」をやってみました

world-based-game.com

 

作ってくださった皆さんに御礼。ありがとうございます。
楽しかった〜!

技術的なところがすごかったですね。現代のブログの閲覧、LINE、アプリ の間をシームレスにつないでいたのがすごいと思いました。この仕組みはまだまだ活かせそう。

ガラケーの操作感も懐かしくてよかった!

 

が、惜しかったところも結構ある…。

 

謎解きについて

  • 謎解きがそう難しくない一本道。「やってはならないこと」が封じられていて、過去編纂の回数も 「できるだけ少ない回数でクリアしよう」となれる仕組みではなく、あまり緊張感がなかった。編纂回数100回くらいあって、失敗したら減っていって…という感じでもよかったかも。というか、回数制限要らなかったんじゃないかな。「○回以内でクリアできたら…」とかでマルチエンディングとか
  • 過去編さんのルール「多人数を巻き添えにしない」を、初日くらいでいきなり破ることになるのは謎解きとしてはどうなの…と思った 
  • でも 最終日のやつはよかった。「○○○○」で出てこない、というところから→じゃあ、「○○○○」なら?となるところだけはヒント使わないとわからなかった。現在と未来がつながっている感があった

 

ストーリーについて

  • 謎解きがわかりやすいのもあって、若干「ただストーリーを見る」という感じになった
  • …のだが、3Dの動画部分はそこまで感情移入できなかった。3Dキャラなのが良くなかったのかな…モブキャラが「見えないけど居る」ことになっていたのは残念。コナンの犯人みたいな真っ黒でいいからたくさんいるようにしてほしかった、セリフが棒読みに感じてしまった。顔もあまり変わらないし。
  • 1週間で映画を撮る、という設定と、台詞回しが 「作られた青春」を感じてしまったなあ…。最後の2日は良かったけども。全体的に、アニメとかのほうがよかったのかも?
  • 最後、「イソベの過去を変えたことでどんな輝かしい未来になったか」みたいなのが欲しかった。映画の巨匠になるとか
  • リサの「三味線を點せられたけど歌が…」というあたりは最後報われてほしかった

ゲーム体験について

  • 規定の時間にならねばストーリーを進められない。
    それぞれがどのくらいかかるのかわからないこともあって、やりづらかった。「18時を超えてから一気にやろう」→18時以降で時間をとれず、翌日に。みたいなことが多発
  • 時間が経過することでなにかギミックがあれば待つのもよいのだが、単純に 「サクサク解けなくてもどかしい」になってしまっていた。
    そもそも「現在から過去を見ている」わけなので、リアルタイムに進行させなくても…。
  • あと…  ARは要らなかったかも。unlockみたいに、ARにすることで情報が変わって、それを使って解く。みたいなことがあればよかったのだが…。単純なARは正直もう見飽きているんだよなあ。カードから立体の校舎出なくても…。

 

とまぁ文句だらけになってしまったけども…

自分では作れないものを批判したくないなあという思い。

自分でもこういうことができるようになりたいな